経営・税務
2015.12.15

今年1年の経営はどうだった?年末は売り上げと利益の中身を点検する好機

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グラフ

年末は何かとあわただしくなりますが、1年を締めくくる大切な時期です。御社の年間の売り上げと利益の中身を点検してみましょう。そこから今後の対策が見えてきますよ。

点検は2つの側面から

漠然と売上高を見ているだけでは問題点は見えてきません。「ほぼ例年通りの売上だな」と思っていても、そこに問題点や改善のヒントが隠されています。そこで「取引先別」「商品(製品・サービス)別」の2つの側面から点検をしてみましょう。

A:取引先別のチェックについて

チェックポイント

□売上高が増えている取引先はどこか
□売上高が減っている取引先はどこか
□新規の取引先で売上が増えているところはどこか
□新規の取引先が増えているかどうか

点検から見えてくること

点検した結果、順調だと思っていた取引先の売上が顕著に減少(または増加)している場合は、その理由が何かを探ってみましょう。
□価格面での理由……取引先が低価格の他社製品や海外製品に切り替えた
□取引先側の問題……取引先の業績が落ち込んでいる、または事業を縮小しようとしている
□自社の問題……クレーム対応などで不手際があった。または販売数量は変わらないが、値引きや値下げを迫られた
□商品(製品・サービス)の問題……他社の製品やサービスの方が優位性がある

ここで見えてきた問題点は今後の対策として活かしていけます。

B. 商品(製品・サービス)別のチェックについて

売れる商品やサービスは消費者の心理や時代を反映しています。商品(製品・サービス)別に売上をチェックすると、今後の方向性が見えてきますよ。
チェックポイントは以下の通りです。
□主力商品の売上が減っていないか
□売れ筋商品の価格、品質、性能などが変わってきていないか
□新商品の売れ行きが好調か低調かどうか
□これまで目立たなかった商品の売れ行き
□価格を下げても売れない商品があるかどうか
□価格を上げても売れている商品があるかどうか
□限界利益率の高い商品が売れている
□比較的低価格の商品が売れている(または高価格の商品が売れている)かどうか

これらをチェックした結果、今までとは異なる傾向があれば、その理由を検討してみましょう。

点検から見えてくること

□類似商品を他社が低価格で提供している
□同価格帯で他社が高品質、高性能の商品(サービス)を出した
□他社の類似品(代用品)として自社の商品が売れている
□自社商品の評判(評価)がいい(またはよくない)
□ヒット商品が出た(または出ていない)
□自社商品(サービス)の特長がアピールできていない

さらに限界利益率をチェックしてみましょう。
限界利益とは売上高から変動費だけを差し引いた利益のことです。
限界利益÷売上=限界利益率
となります。つまり変動費が抑えられれば売上は横ばいでも限界利益率は高くなります。
限界利益率を高めるためにコストダウンや不採算な部門・商品の見直しができないかなどを検討していきます。

年に1度はチェックを

12月決算企業ならばこの時期に売上や利益の変化の要因分析をしっかりと行い、来年の経営戦略や経営計画に活かしていきましょう。
3月決算の企業は現状の分析から具体的な改善策を立てて目標達成に向かうことが可能です。
いずれにしてもアルタ会計事務所は御社の経営のサポートをさせていただきます。ご遠慮なくご相談ください。

税理士変更・新規開業についてのご相談はお気軽に。→お問い合わせフォームへ

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