経営・税務
2015.06.24

無借金経営がいいとは限らない!経営者なら借金することも必要な理由

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経営者なら借金することも必要な理由

経営で頭を悩ませるのは資金繰りのことですね。「借入はしたくないな~」「返済が大変そうだし、リスクは負いたくない」「無借金経営が理想だ」とお考えの経営者の方が多いのではないでしょうか?
しかし、そうではないんですよ!
今回は「無借金経営がいいとは限らない」その理由をご説明します。

超大手企業も借入をしている!

無借金経営とは銀行や金融機関からの借入に頼らず、自己資金や会社の余剰金のみで経営していくことです。経営の理想のように思えますよね。
トヨタ自動車や任天堂、カルピスなどは無借金経営だと言われていました。「トヨタほどの大手なら大丈夫だろう」と思いますが、実はトヨタはその後、銀行の融資を受けるようになります。ちなみに2014年末に東洋経済から発表されたデータでは、ネットキャッシュ(現預金+短期保有有価証券-有利子負債)の多い会社のランキングで1位になったのはトヨタ自動車です。トヨタは現預金23,093億円と有価証券を21,435億円も持っていますが、有利子負債は176,441億円でネットキャッシュはマイナス131,912億円となり、ダントツの1位です。2位はソフトバンクで、現預金24,496億円に対して有利子負債87,828億円でネットキャッシュはマイナス63,332億円、3位は東京電力、4位日産自動車、5位ホンダと続きます。
トヨタは現預金も有価証券もあるのに、多額の借入をしています。

無借金経営には限界がある

トヨタが無借金経営から借金経営に変わった理由は何でしょうか?
「経営が傾いたから?」
いいえ、そうではありません。無借金経営では、事業の拡大がしにくいからです。経営は常に新しいことに挑戦して、事業を拡大することが発展につながります。もちろん、ただやみくもに手を広げるだけではなく、借入した資金を広告宣伝に充てる、新しく設備を導入する、人材を採用し育成するといったこともできます。これも事業の発展には大切なことですよね。
しかし、「絶対に借金はしない!」と無借金にこだわっていると、そういったことができなくなってしまいます。結局、同業他社に差をつけられ、経営が傾く原因になってしまうのです。

本当に経営が傾いたら、借金もできなくなります

金融機関には「晴れの日には傘を貸し、雨の日には傘を貸さない」という言葉があります。業績がよくて資金繰りの心配がなさそうな企業に限って銀行は融資をすすめに来ます。逆に資金繰りが苦しくてすぐにでも借入したい企業が融資を頼んでも、「検討させてください」と言ったきり、そっぽを向くというのが現実です。
つまり、無借金経営にこだわった結果思うように業績が伸びず、自己資金を使い果たして銀行に融資のお願いに行っても、貸してくれないということです。
金融機関はきちんと返済してくれるとわかっているから、安心して融資してくれるのです。業績のいいときに融資を受けておく、また新たな金融機関との取引を始めておくのがオススメの方法です。

まとめ

企業の借金は個人の借金とは異なり、事業の発展・拡大につながるものです。
ただ、その場合には資金管理や税務など複雑な問題が絡んできます。アルタでは御社の実情に合わせた顧問サービスをさせていただきます。
すでに多くの実績がございますので、安心してお任せください。

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