経営・税務
2017.01.10

預金が増えない!! ~利益の行方


預金が増えない!! ~利益の行方

「営業活動も最近は順調で、当期は黒字になってきたぞ~」なんて実感を持つ社長がふと預金残高を調べてみると、全く増えている形跡がないー!
そんなとき、資産の状況を把握する(チェックする)にはどうしたらよいでしょうか。
消えた利益の行方を探してみましょう。

現金が増えていない、そのわけは?

例えば、当期の利益1,800万円を計上したとします。
手元に比較貸借対照表(前期と当期の増減を比較したもの)や損益計算書があれば、チェックしてみてください。

「繰越利益」が1,800万円増加したが「現金預金」が増加していない場合、計上黒字の1,800万円の増加分は、他の資金に使ってしまったことになります。

資金の内訳

  1. 売掛金が増えた
    会計では、売上が上がると利益計上されますが、代金が売掛の状態であれば、資金が回収できるまでは資金が増えない(現金化されない)ことになります。債権として滞留する場合は、注意が必要です。
  2. 在庫が増えた
    在庫は、事業を行っていくための財貨(原材料・商品など)であり棚卸資産の一部です。資金が形を変えたものといえます。
    仕入れた在庫を売り、売上代金が手元に入る(回収する)と資金となります。
  3. 減価償却費を計上した
    固定資産となる設備・機械や車などの購入で支払う代金は減ることになります。
    会計でいうと、購入した資産の耐用年数(数年)に応じて費用を計上していくことになり、固定資産の購入代金だけの利益が減少するということではありません。
    減価償却費の計上は、資金の流出が伴わないので、計上した費用相当分を内部留保する効果があります。
  4. 借入金残高が減少した
    借入金を返済すればお金は減りますが、返済は経費にならないので、利益自体が少なくなることがありません(借りた利息は経費になります)。

まとめ

利益が上がったら、内部留保にしよう!と思っていても、さまざまな資金の使い道があり結局は留保が増えないこともあります。
設備投資や商品開発費用になったり、あるときは人材育成や賞与に使ったりします。

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