経営・税務
2016.12.19

税務調査-個人(所得税・消費税)の調査状況

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個人(所得税・消費税)の税務調査

国税庁が、今年6月までの1年間(平成27事務年度)に実施した調査等の状況を公表しました。
今回は、所得税、消費税(個人事業者)の調査についてお伝えします。

国税庁は、毎年2千万人を超える所得税確定申告者に対し、効率的・効果的な調査を実施しています。
実地調査における特別調査・一般調査は、高額・悪質な不正計算が見込まれるものを優先して行う深度ある調査です。また、実地調査に含まれる着眼調査は、申告漏れ所得等の把握を実地により短期間で行う調査です。
一方で、実地調査までには至らないものは、電話や来署依頼による“簡易な接触”で済ます調査が行われています。

・平成27事務年度(平成27年7月~平成28年6月)の調査状況です
 ※前年=平成26事務年度(平成26年7月~平成27年6月)

所得税

国税庁によると、平成27事務年度の所得税調査は65万件行われ、そのうち約61%に当たる39万6千件に申告漏れなどの非違があったとしています。
申告漏れ所得の総額は8,785億円あり、追徴税額は1,074億円、1件当たり135万円の申告漏れに対し17万円を追徴しています。

  • 調査等の合計件数:65万件 ※前年(74万件)比12.2%減
  • そのうち申告漏れ等の非違件数:39万6千件(全体の約61%)
    ※前年(46万6千件)比15.2%減
  • 申告漏れ所得金額:8,785億円 ※前年(8,659億円)比1.5%増
  • 追徴税額:1,074億円 ※前年(1,008億円)比6.5%増

※追徴税額には、復興特別所得税額が含まれます

実地調査における特別調査・一般調査は、4万8千件(前年比2.0%減)を実施。
うち約88%に当たる4万2千件から総額4,522億円(前年比4.7%増)の申告漏れ所得を見つけ、746億円(前年比7.2%増)を追徴しました。
件数では全体の7.4%に過ぎませんが、申告漏れ所得金額全体の51.2%を占め、調査1件あたりの申告漏れは941万円と、全体の平均135万円を大きく上回りました。

消費税(個人事業者)

消費税(個人事業者)の調査は8万8千件行われ、そのうち約61%に当たる6万1千件に申告漏れなどの非違があり、追徴税額は271億円、1件当たり31万円の追徴を行っています。

  • 調査等の合計件数:8万8千件 ※前年(8万6千件)比2.3%増
  • そのうち申告漏れ等の非違件数:6万1千件 ※前年(5万9千件)比3.5%増
  • 追徴税額:271億円 ※前年(232億円)比16.8%増

※消費税の追徴税額には、地方消費税(譲渡割額)が含まれます

まとめ

無申告の人、なんとなく申告したけど正しいかわからない!なんて人は要注意です。
個人・自営業やフリーランスでも、くまなく調べられているということですね。
いつもしっかり帳簿をつけて記帳を行っておき、何かあった時でも慌てずにいられるようにしましょう。

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