経営・税務
2015.07.01

それって本当に必要経費?公私混同に注意しましょう

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必要経費?公私混同に注意!

中小企業の経理で問題になるのが、必要経費の使い道です。
当社でもご相談を受ける場合、個人事業主の方や法人を立ち上げたばかりの経営者の方、比較的規模が小さい会社の場合は、「これは必要経費としては認められないのでは?」と思われる支出が見受けられます。
ご本人は公私混同しているつもりはなくても、社員や取引先、金融機関はシビアな目で見ていますよ。
この機会に、経費の使い道をチェックしてみませんか?

公私混同とみなされる支出

個人事業主や小規模の会社の経営者の場合、交際費の範囲が公私混同になりがちです。
以下のような場合は気をつけましょう。

・趣味のゴルフや遊興費……接待ゴルフとの境界が難しいでしょうが、個人的な趣味として楽しむ場合は交際費にはできません。

・個人用の高級車を会社名義で購入している……これもよく見られるケースです。個人用の車は経費には認められません。個人の車を仕事でも使う場合は、使用割合を測定して按分します。

・休日の家族の食事代……飲食店オーナーや料理研究家が研究として食べに行くのは研修費になりますが、仕事と無関係の食事やプライベートの会食は経費にはできません。これと同様で家族旅行の費用も経費としては認められませんので、気をつけましょう。

・会社名義のクレジットカードで私用の買い物を支払っている……これもついやってしまう例ですが、当然ながら経費としては認められません。個人事業主の場合は特に混合しがちです。私用のクレジットカードと仕事で使うカードはきちんと区別して、引き落とし口座も分けておきましょう。

役員報酬の支払いにも要注意

物の購入だけでなく役員報酬や社宅の扱いも、公私混同になるケースがあります。

・勤務実態がほとんどない家族に高額の役員報酬を支給している
・役員住宅が高級なのに、家賃が低い
・一人暮らしを始める子どものために社宅としてマンションを購入または借りて会社が支払っている
などがあります。

公私混同の会計処理は会社の信用を落とします

社長の独断で公私混同の支出をしていると、社員は不信感を感じてしまいます。また、社長がワンマンであるほど、誰も口出しできずにエスカレートしていきます。
しかし、これは会社にとってマイナスになります。社長が私物の買い物を会社の経費で支払っていると、社員も私用で使うノートやボールペンを会社の経費で支払ってしまう可能性があります。「これくらいいいだろう」という空気を作るのはよくないですよね。
また、取引先や金融機関も薄々感じているものです。
経営状況に見合わないような高級車に乗っていたり、業績や営業規模に比べて社長が使う経費が多かったりすると、取引先や金融機関はチェックします。
当社の経験上でも資金繰りが苦しい企業ほど私的資産の流用が多いという傾向があります。経営が苦しいときほど経営者は襟を正して、公私のけじめをつけ、無駄な支出は控えるべきなのです。

アルタでは記帳代行の他、経費の分類や使い道、資金繰りなど会計に関して総合的にアドバイスさせていただきます。
何なりとご相談ください。一緒に健全経営を目指していきましょう。

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