経営・税務
2016.02.29

青色申告のメリットと注意点

Pocket

青色申告

フリーランスや個人事業主など自分で確定申告をしなければいけない人にとって迷うのが「青か白か」という問題です。「青色申告の方がいいって聞くけれど、面倒そうで……」とお悩みのあなたに、ズバリ!青色申告のメリットと注意点をご説明します。

【確定申告とは】
確定申告とは1年間に得た所得を計算し申告、納税する手続きのことです。個人事業主やフリーランスは確定申告が必要ですが、サラリーマンでも給与所得が2000万円以上の人や、2ヶ所以上から所得を得ている場合なども必要です。その方法には「青色申告」と「白色申告」の2種類があります。

【青色申告とは】
原則として複式簿記形式で毎日の金銭の動きや取引を帳簿に記録し、それを元に所得を申告する方法です。事前に「開業届」や「青色申告承認申請書」を税務署に提出する必要があります。申請期限にご注意ください。

  • 新たに事業を開始した年:開始の日から2ヶ月以内
  • 2年目以降の場合:その年の3月15日まで

【白色申告とは】
青色申告の承認申請を行っていない人が使用する申告方法です。以前は課税所得が300万円以下の場合は記帳の義務はありませんでしたが、平成26年以降は白色申告でも記帳が義務づけられています。帳簿や領収書の保管も義務づけられています。

青色申告のメリット

青色申告には白色申告にはないメリットがたくさんあります。

  1. 特別控除が受けられる……簡易簿記での申告は10万円、複式簿記での申告は65万円の控除が受けられます。
  2. 赤字を3年間繰り越せる(例)
    平成25年 30万円の赤字
    平成26年 20万円の赤字
    平成27年 15万円の赤字
    平成28年 150万円の黒字
    という場合、平成28年の課税所得所得は 150万円-(30万円+20万円+15万円)=35万円 となり、課税所得を65万円減らすことができます。
  3. 30万円未満の減価償却資産の購入は一括一度に経費に計上できる
    パソコンやオフィス家具等1品で30万円未満の仕事用品固定資産を購入した場合は「少額減価償却資産」として全額を経費として計上できます。白色申告の場合には、10万円未満の減価償却資産までしか一度に経費計上できません。
  4. 家族への給与を経費にできる
    生計を一にしている15歳以上の家族に対して支払った給与は「青色事業専従者給与」として全額必要経費として計算できます。ただし事前に「青色事業専従者給与に関する届出書」を提出する必要があります。
  5. 自宅をオフィスや仕事場にすると家賃や光熱費の一部が経費に計上できる
    自宅で仕事をすることが多い個人事業主の場合、家賃や電気代、水道代などの光熱費の一部を経費にできます。(計算は使用した面積で按分するなどの方法があります)

青色申告の注意点

メリットが多い青色申告ですが、次のような注意点があります。

  1. 事前に「青色申告承認申請書」の提出が必要
  2. 家族に給与を支払う場合は事前に「青色事業専従者給与に関する届出書」の提出が必要
  3. 65万円の控除を受けるには複式簿記での記帳が必要

まとめ

白色申告でも記帳と帳簿書類の保存が義務づけられています。しかし、白色申告では特別控除が受けられない、赤字の繰越ができないなどのデメリットがあります。
一方、青色申告はさまざまなメリットがあり節税効果が得られますが、複式簿記での記帳が必要です。

税金に関することはもちろん、帳簿の管理や記帳などのご不明な点は、お気軽にご相談ください。お手伝いさせていただきます。

■記帳・会計ソフトの入力が面倒、経費の分類がわからない→記帳代行サービス詳細を見る
■資金繰り、会計のアドバイスがほしい→税務会計サービス詳細を見る
■相談したい、問い合わせたい→お問い合わせフォームへ
Pocket

資料請求・お問い合わせ
フリーダイヤル:0120-998-558
受付時間:9:30〜17:00(月〜金)

このページの先頭へ

このページの先頭へ