社会保険労務
2016.11.28

日本人は働き過ぎ!? 長時間労働の問題点と今後の流れ

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長時間労働の問題点と今後の流れ

2016年6月に公表された「ニッポン一億総活躍プラン」では非正規雇用の賃金の改正などとともに「長時間労働の是正」が盛り込まれています。
今回は長時間労働がもたらす問題と是正の動きについてご説明します。

日本の労働時間は先進国の中でトップ

世界各国の平均年間総実労働時間(2013年 OECD公表)では以下のようになっていて、日本人の長時間労働が浮き彫りになっています。
・日本…1,735時間
・イギリス…1,669時間
・フランス…1,489時間
・ドイツ…1,388時間

長時間労働がもたらす問題点

長時間労働は仕事と家庭生活(家事や子育て)の両立が難しくなります。
その結果、女性のキャリア形成や男性の育児や家事への参画を阻む原因になり、少子化に拍車をかける原因になっています。
また、過労死の原因になることもあります。

長時間労働を容認する36(サブロク)協定

「労働基準法第36条」では1日8時間、1週間40時間を超えて労働させる場合や休日出勤させる場合は事前に労働組合または従業員代表と使用者との間で書面による協定を結び労働基準監督署に届け出なければならないと定めています。

労働基準法の「36条」から36(サブロク)協定と呼ばれ、協定を締結する際には、時間外労働を1ヶ月45時間、1年間360時間以内にするよう国が限度基準時間を定めています。
しかし、業種によっては繁忙期にはこの上限を超える場合があり、その際は「特別条項付き36協定」を結べばより長い時間労働させてもよいとしています。

長時間労働の是正が厳格化

実際には36協定を締結せずに長時間働かせたり、1ヶ月に時間外労働が80時間以上になったりという事業所が多くあり、中には過労死を招くケースもあります。
そこで国では労働基準監督官を増員して企業への調査を強化しています。

長時間労働の是正指導を受けたにもかかわらず改善されない場合は企業名を公表するケースもあり、今後さらに厳しくなると考えられます。もう一度、長時間労働の状況を見直してみましょう。

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