社会保険労務
2015.11.26

年末調整・「保険料控除申告書」へ記入する上で注意すべきポイントを整理

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年末調整では従業員から生命保険料控除証明書の提出をしてもらいます。この書類は従業員本人が記入するのですが、毎年多くのミスが発生します。
そこで今回は、保険料控除申告書のよくあるミスと、チェックポイントについてご説明します。

控除証明書はコピー不可!必ず原本を提出してもらいましょう

年末調整で生命保険料控除を受けるには、10月~11月ごろ各保険会社から郵送される「生命保険料控除証明書」の提出が必要です。
しかし、受け取る時期が早いと年末調整の時期に紛失してしまう人がいます。また、コピーは不可なので、必ず原本を提出してもらいましょう。従業員には紛失しないように注意を呼びかけることも大切です。

生命保険の種類と「新・旧の区分」が正しいかチェック!

生命保険料控除には
・一般の生命保険料
・個人年金保険料
・介護医療保険料

の3種類があります。また、保険に加入した年月日によって新・旧の区分が分かれます。
(平成23年12月31日までに加入した保険は旧契約、それ以降に加入した保険は新契約です。)
保険の種類と新・旧の区分は保険会社から送付される生命保険料控除証明書に明記されています。それを見て、間違えないように記入してもらいましょう。

受取人の氏名や続柄が記載されているかチェック!

申告書には契約者の氏名だけでなく、「保険金等の受取人の氏名と続柄」を記入してもらいます。続柄の記入もれや間違いが多いので、チェックしましょう。
続柄とは従業員本人から見て、どういう関係かをいいます。
受取人が奥様の場合は「妻」、子どもならば「子ども」ではなく「長男」「次男」「長女」などを記入します。

ただ、保険料控除証明書に受取人の記載がないケースがあり、そのまま空欄で提出する人がいらっしゃいます。その場合は保険証券などを見ていただいて、正しく記入してもらってください。
実はこれは大事なポイントで、生命保険料控除の対象となるのはその保険契約の受取人が自分の配偶者またはその他の親族に限られています。そのため正確な記入が求められます。

なお、受取人が妻でも年の途中で離婚した場合は、離婚後の保険料は控除の対象にはなりません。婚姻関係がある期間に支払った保険料だけが対象になります。
また、親など親族が契約者であっても、保険料を従業員本人が負担し、受取人が親族になっている場合は保険料控除の対象になります。

支払った保険料の金額が合っているかチェック!

生命保険料控除証明書は保険会社によっては郵送した時点での保険料払込額(例えば「9月末までの保険料払込額」)が記載されている場合があります。
しかし、申告書にはその年の1月から12月までの払込保険料を記入してもらいます。
年の途中までの払込額が記載されている場合でも、「参考:12月分までの支払額」などが記載されています。それを間違いなく記入してもらいましょう。
また、その金額を元に控除額を計算して記入してもらいます。

まとめ

年末調整は年に一度だけのことなので、従業員の中には戸惑う人がいます。事務担当の方は質問に答えられるように、またよくあるミスをきちんとチェックできるようにしておきましょう。

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