2015.07.27

どんな流れで行われる?病医院の税務調査の流れ

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悩む白衣の医者

「税務調査」と聞くと、誰しもが「何をどう調べられるのだろう?」と緊張してしまいます。落ち着いて対応するためには、事前に税務調査の全体の流れや内容を理解しておくことが大切です。
今回は調査の流れを中心に、いくつかの留意点をご説明します。

税務調査は突然やって来ない!

絶対に……というわけではありませんが、ほぼ事前に連絡があります。クリニックの場合は税務調査に2~3日かかるケースが多いようです。そのために診療の妨げにならないように、事前に担当の税理士に対して意見聴取があり、その後、事前通知がなされます。

●意見聴取……病医院の税務申告書を税理士が代理で提出する場合、「税務代理権限証書」という書類を提出し、かつ「書面添付」を行っている税理士に対して実施されます。「書面添付」は、税理士が計算した事項や相談に応じた内容などを所定の方法で記載した書類を添付して提出する制度です。税務署は納税者(経営者や院長)に税務調査の日時や場所を通知する前に税務代理を行う税理士(または税理士法人)に対して添付された書面の内容について聴取し、税理士は意見を述べる機会を与えられています。アルタではこの対応をきちんとさせていただいておりますので、ご安心ください。

●事前通知……意見聴取で申告内容に疑義がないとわかった場合は、税務調査が省略されることがあります。調査が必要な場合は、通常、税理士に連絡が入り、調査日程などを納税者と相談の上、折り返し税理士から税務署に連絡します。

事前通知では
・実地調査を行う旨
・調査開始日時
・調査対象税目
・調査対象期間
・調査対象となる帳簿書類その他の物件など
を通知することになっています。

実地調査

実地調査は病医院の施設で実施され、担当税理士と病医院の事務職員が立会います。
調査の流れは、照合→質問→検査→確認の順に進められます。

・照合……証拠書類と帳簿の内容などを照合します。記帳もれや誤記、不正記入などがないかをチェックします。
・質問・検査……納税者(経営者や院長)に対して、必要な情報を得るために質問をしますが、場合によっては職員や親族に対しても行われます。質問内容としては、事業内容や来院患者数、診療設備の内容、会計帳簿のことなどです。
・確認……調査内容を銀行や取引先などに確認が入ります。
また、必要に応じて書類のコピーや預かりが実施されます。なお、カルテの検査に関してですが、医師には守秘義務がありますが、税務職員は患者の医療上の秘密を調べることを目的としていない上に守秘義務も負っているのでカルテの検査は可能とみなして実施されることがあります。
ただ、任意調査の場合、医師は拒否できるとされています。(強制調査の場合はその限りではありません)

調査結果報告

税理士が立ち会って調査があった場合は、結果は税理士に連絡が来ます。調査の結果、問題がなければその旨を書面で通知されます。問題があった場合は、その額と理由が説明され、修正申告か期限後申告をするように勧められます。

調査を受けないために

一度調査が入り、問題が指摘された事業所には「3年に一度」という具合に繰り返し調査が入る可能性があります。
重加算税や遅延税など余分な税負担が生じるだけでなく、業務にも支障が出てしまいます。
調査を受けないためにも、日頃から適正な申告を心がけたいものです。アルタには医業専門の税理士がおりますので、調査ポイントとなる従業員の給与関係や自由診療収入の計上、診療所と住居の光熱費や家賃、車両関連費などの按分、領収書のない支出といった点もすべて記帳・管理させていただきます。安心してお任せください。

医業経営に関するご相談は、出張相談も可能です。
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